メインPCの「DELL inspiron 660s(第3世代core i5)」を改造する話 前編
- 2019.08.15
- メインPC
- dell, inspiron660s, PC, 改造
PCでゲームしたいなあ。
グラボ買いたいなあ。
うーん、ryzen3700XでPC組もうかなー。
第三世代 i5 じゃきついなあ。省電力モデルだし。
なんて考えていました。
ryzen3700x、コスパ最強で、正直むこう5年は買い替えなくても余裕のスペックです。
しかし万年金欠トキアイでは手が出せません笑
ざっと見積もっても、トータル9万円近くいきました。(大分安いが、、、)
なので現メインPCを強化していく方向でいきました。
タイトルは改造と書いていますが、こんなので改造とは言えないですね。
改造ではなく強化です。
とりあえずスペックから羅列していきましょう。
DELL inspiron660s
CPU | core i5-3340s |
マザーボード | B75チップセット(DELL製) |
メモリ | 4GB×2 DDR3-1600(skhynix製) |
ハードディスク | 1TB 7200rpm(日立製) |
グラフィックボード | なし |
まあ当時としては中の下PCですね笑
ただ、ゲームや動画編集をしなければ2019年現在でも普通に不便なく使えていました。
今回強化する理由は、youtubeに動画を上げたいので、ゲーミング化、動画編集可能なPCにしようということです。
PCスペックは高スペックがいいとは思いません。
金が湯水の人は高スぺでもいいと思いますが、そんなに金がかけれない人は、使用用途に合わせたPCスペックが一番コスパがいいと思います。普通のことでドヤってすみません。
こんな感じで負け惜しみを言ってますが、結局のところ高スぺPCはロマンがあります笑
メーカー製PCなので相性問題などありそうですが、強化していきましょう。
inspiron660sはwin8が標準でしたが、無償アップデートでwin10になっています。windowsのライセンスを買うのがもったいないので、強化することなった背景もあります。
メーカー製PCのwindowsライセンスはマザーボードに紐づけられているので、マザーは交換できません。
まあマザー交換したらもうinspiron660sとは言えませんが笑
ということでマザーを軸に構成を考えました。
まずマザーの規格ですが、これが珍しいDTXという規格です。
ATXの下3分の1をカットしたような形です。
拡張スロットは
PCI Express × 16 1個
PCI Express × 1 1個
メーカー製なのでこんなもんですね笑
しかし最低限のPCI Express × 16 があるのでグラボは刺せそうです。
ここで悩みが発生します。
ssdをSATAにするかNVMeにするか。
NVMeなんてついてないだろという人がいると思いますが、その通り、古いのでついてないです笑
しかしPCI Express × 16にm.2をつけれるので、これでNVMeのssdをつけることができます。
Gen3.0だと普通に速度がでるので3000MB/sくらい。
非常にロマンがありますよね。
しかしPCI Express × 16はひとつだけ。
グラボを刺すかm.2変換を刺すか。
ちなみにPCI Express × 1のほうに無理やりグラボ、NVMeを刺しても使えるそうです。MAXのパワーはもちろんでません。
無理やり刺すというのは、ライザーカードをかますか、スロットを物理的にカッターなどではしっこを切るそうです。そこまでやると改造といってもよさそうですね。
で、悩んだ挙句NVMe自体辞めました笑
結局普通のSATA ssdにしました。
理由は2つ、
リード速度が体感できるレベルではないことと、
安いNVMeがQLCだったということです。
SATAが約500MB/s
NVMeが約3000MB/s
約6倍なので速度が全然違いますが、体感できるスピードなのかどうかでいうと疑問です。
いろいろいじってる人は体感できるかもしれませんが、僕はHDDからのssdなのでSATAで充分ということです。
ssdの構造でMLCやらTLCやらあるのですが、それを軽く説明。
正直自分でもよくわからないので合っているかは不明笑
1記憶装置に何個記憶するかというもの。
1個がSLC、シングル~
2個がMLC、マルチ~
3個がTLC、トリプル?~
4個がQLC、クワッド?~
です。
基本的に安いssdはTLCかQLCです。
1記憶装置当たりに複数記憶できるからいいと思うかもしれませんが、
そう単純ではありません。
たとえばの話、
1TBにSLCだと1000記憶装置要るとすれば、
MLCは1記憶装置に2個記憶できるので500記憶装置が必要となります。
TLCなら1記憶装置に3個記憶できるので334記憶装置が必要。
QLCなら1記憶装置に4個記憶できるので250記憶装置が必要。
つまり同じ1TBのssdでいえばSLCとQLCではQLCのほうが4分の1のコスト作ることができます。単純計算で言えばですが。
なのでQLCが一番安いということです。
ここまで聞いてもQLCのデメリットはわからないかもしれませんが、多少のデメリットはあります。
上記のたとえを使って説明すると、QLCの場合、1記憶装置で4個記憶できます。
SLCと比べると4倍多く使用することになります。故障率が4倍になります。ならに1つ故障することにより4つ記憶する場所がなくなります。
SLCなら1つ故障で999個。
QLCなら244個×4で996個。
4倍の故障率で4倍使用不能になります。
このことからQLCの寿命が不安視されています。
割と最近の技術なので、実際の寿命はどうなのかはわかりませんが。
TLCなら3倍の故障率で3倍使用不能なのでまだ多少マシですし、個人使用なら、TLC、MLCから選ぶのが現実的な選択となります。
もろもろ考えるとSATAのTLCを買うのが賢い選択なのではないかと思った次第です。
ちなみに上記の考えが正しいかかなり、かなり、かなり怪しいです笑
とにかく安いやつがいいならQLC、
多少高くても安心をとるならTLC、
という考えでいいと思います。
ここまで語っといてあれですが、形あるもの壊れるときは壊れます笑
ssdについて長く書きすぎました汗
ここから飛ばします笑
あとグラボ増設なので電源も買いました。
50%使用を目指しつつ余裕も欲しいということで650wに決めました。
600w~700wで探しました。
もちろんスリムタイプのケースなので入りません。
ケースも買います。
今後、自作する可能性を考えて、大きいですが、ミドルタワーケースに決めました。
画像です。
詳細
グラボ
MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G グラフィックスボード VD6851
ssd
CFD販売 SSD 内蔵2.5インチ SATA接続 CG3VX シリーズ 960GB CSSD-S6B960CG3VX
電源
玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 650W ATX電源 KRPW-BK650W/85+
ケース
Thermaltake Versa H26 Black /w casefan ミドルタワー型PCケース [ブラックモデル] CS7070 CA-1J5-00M1WN-01
右のケースが購入したケースです。
左のケースがDELL inspiron660sです。
大きさの違いがすごいですね笑。
サクッとバラシて、
新電源で動作確認です。
ハードディスクが無いのでこの画面ですが、起動できています。
新しいケースに組付けていきます。
DTXマザー、圧倒的に場違い感のあるサイズである。
実は実作業中にここらで力尽きて写真を撮っていません笑
ssdへはクリーンインストールしました。
データ類は前作ったジャンクPCサーバーに入れているので大丈夫です。
出来上がりはこんな感じ。
大分青く光ってますが、メルカリでケースファン買いました。
青で統一しております。
あと、PCIe × 1 にはUSB3.0増設カードを刺しました。
ケースフロントのUSB3.0をこれで使えるようになりました。
マザーにUSB3.0のを刺すとこがなかったので。
今回買ったもの総額
グラボ | 15834円 |
ssd | 10800円 |
電源 | 5702円 |
ケース | 4163円 |
USB3.0拡張カード | 1649円 |
LEDケースファン4個 | 2380円 |
DP変換ケーブル | 1399円 |
総額41927円!!!
そこそこ言ってますね汗
6年前のPC強化に4万円って気がくるってるとしか言いようがない。
ryzen3700x組んだほうが絶対満足度高い!!!
これでそこそこのゲームがPCでできるようになりました。
それでYouTubeにゲーム実況を上げれるようになりました!!!
しかし、動画編集のエンコードではこのCPU i5-3340sでは時間がかかりすぎる!!!
ということで、CPU、メモリも交換しました笑
後編へつづく
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